犬のしつけ方にお悩みの方必見!しつけを効果的に行う方法4選
子犬のしつけに使うもの
こんにちは〜!
大阪と兵庫のお家を中心にご自宅でのしつけトレーニングを行っている、ドッグトレーナー菊川です😉
今日もお客様の質問回答の回です。
お題は「効果的にしつけをしていく上で、おやつなしでのトレーニングは可能なのか?」です。
おやつはあげちゃダメ、あげた方がいい、どちらの声もよく聞きますよね。
今はインターネットを使えば膨大な情報が簡単に手に入る現代なので、逆に情報過多で混乱する方も多いようです。
ちなみにそもそもしつけは必要なのかと聞かれることもありますので、ちょっと一言…
犬が人間社会に馴染んで生活するために、しつけは必要です!
普段の生活を心穏やかに過ごせるように、するべきものです。
もちろんお出かけ先で落ち着いて過ごせるようになるのにもトレーニングは必要です。
ドッグカフェ等に一緒に行くことを夢見てる飼い主様も多いのではないでしょうか?
そこで、しつけについてレッスンでお話している内容の一部をまとめてみました!
ぜひご覧くださいませ~★
しつけにおやつは必要?
結論から申し上げると、ご褒美は必要だと考えています。
でもそれは、必ずしもおやつでなくていいです。
こちらがやってもらいたいことを愛犬がしてくれた時、それがいい事だと分かってもらう為にご褒美をあげます。
そうしていくと、こちらの指示に従っていく事が犬にとってもいいことがおきるという風に理解され、その行動は増えていきます。
この時の「ご褒美」というのは、いくつかのパターンがあると思っています。
- おやつ
- ドッグフード
- 褒め言葉
- おもちゃ遊び
代表的に言われるのが上記4つだと思います。
これから1つずつ説明していきますね。
ご褒美のおやつ
「ご褒美=おやつ」と思われる方が多いと思います。
一番わかりやすく効率がいいご褒美がこのおやつだと考えています。
人の指示に従った時はいつもと違う特別なおやつを貰える、という条件付けは犬の行動を増やす大きなモチベーションになります。
つまりは、一般の飼い主様でも手軽に始めやすいしつけ方法で私のトレーニングでも多くはこのやり方を採用しています。
トレーニングが犬にとって楽しいものになってほしい、そして飼い主様にもやりやすく継続しやすいものにしたいと考えているからです。
よくご褒美におやつをあげていると、おやつがないと指示に従えない子になるという意見を耳にします。
それは、おやつを減らしていくタイミングに誤りがあるから生じていることです。
当店ではおやつを抜いていく方法などもそろそろかなとこちらが判断した時にトレーニング中にお伝えしていきますが、うちの子はどうなんだろうと気になる方はぜひ聞いてくださいね~
ご褒美のドッグフード
これはおやつの代わりにドッグフードをご褒美としてあげる方法です。
小さいころからおやつをあげるのに抵抗がある方、犬のおなかの調子が崩れやすくて心配な方におススメの方法です。
6か月位まではこの方法でもある程度、ご褒美としての効果があると思っています。
ただし、フードの食べムラがすでにある犬には効果は薄いでしょう。
なぜなら、ご飯に対して価値が高いものだという認識がないからです。
ドッグフードをご褒美とする場合のマイナス点があるとすると、ご飯と同じものなので慣れてくると高い価値ではなくなってしまう可能性があるという事です。
何か苦手なものを克服してもらいたい時は、価値がとても高いものを与えながら克服してもらいます。
なのでもしかしたらドッグフードでは厳しい状況が出てくる可能性があるという事を知っておいてください。
ご褒美の褒め言葉
これはおやつやフードを使わずにトレーニングする方法ですね。
飼い主様がドッグトレーナー等の専門家の指導なしにこれだけですべてのしつけを行うのは、結構ハードルが高いのではないかと思っています。
これだけで行う場合、褒め言葉が犬にとって褒められている or 喜んでくれていると認識させる必要があります。
やり方を簡単にご説明していきますね。
まずは短いはっきりした褒め言葉を家族内で共通の一語を決めてください。
そして、やってほしい行動が出来た瞬間にその言葉を犬に向けて言います。
その時に大切なのは、笑顔です!
すべての条件が同時にそろって、初めて1つのご褒美です。
これを何回も何回も根気強く犬にやり続けていくと、ご褒美として成立していきます。
このやり方は、初めて飼う方よりは経験者の方がスムーズに進めていけるんじゃないかなと思います。
ご褒美のおもちゃ遊び
こちらも上記の褒め言葉同様、ハードルは高いです。
というのも、この方法だと教えにくいコマンドがあるからです。
この方法はおやつやフードにあまり反応がよくない犬に試してみてもらいたい行動です。
うちの看板犬、茶々丸のように外に出た瞬間におやつやフードの効力を食べなくなるような子にも使えます!
ただし、おもちゃ遊びが何よりも一番大好きであるというのが最も大切な前提条件です。
これも結構コツがいると思っているので、試してみたい方はレッスン時にお声がけくださいませ☻
個性も生かしながらしつけを行うのが大切
以上がよくあるトレーニングを行う上でのご褒美です。
おやつが好きな子や、おもちゃが好きな子、逆に全く好きじゃない子もいますのでやり方は犬1頭1頭違うと思います。
よく「このやり方って合ってますか?」と聞いていただくことがありますが、その問題行動が悪化していなければそれはおおよそ正解のやり方だったと思います。
断言できないのは、行っている瞬間や犬の反応等を私自身が見ていないからです。
その中でも断言できるのは、大抵間違っていれば問題行動はさらに悪化する or そのまま変わらない といえます。
もし行動に改善が見られるのであれば自信を持ってその方法を続けてもらえればいいと思います。
自分で考えて行動を起こすこと、それがしつけの第一歩です😊
愛犬とのワンダフルライフを目指して、頑張りましょう~♪
愛犬の話を聞いて欲しい方必見
本当に困っている事って意外とお友達や知り合いには言いにくい事もありますよね。
犬の悩みは同じ愛犬家であるドッグトレーナーに話すという手がありますよ★
少し気が楽になるかもしれません^_^
まずはカウンセリングでお伺いしますので、たくさんお話聞かせてください!